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2011年2月16日水曜日

Olympus Pen D


Pen Dシリーズのポイントとしてレンズ以外に露出計の搭載があげられると思います。Penシリーズとしては、1961年にすでにPenEEが露出計を搭載していました。タイプは同じセレン光電池ですがEEのサークルアイ方式とは異なり写真の様に、ファインダー部分にコンパクトに納まっています。これはおそらく大口径レンズを搭載している関係で、サークルアイ方式にできなかったのではないでしょうか。それともうひとつはEEシリーズが露出計を露出制御に使用している関係でレンズの周囲に配置しているのではないかと思います。
Pen Dにおいては露出計は露出制御に使用するためでは無く、LV値をトップカバーのメーターに表示する為に搭載されていますので、セレンの受光部(note2)がこの位置にあるとも言えます。測定範囲はLV7~17でフィルムスピードはASA10~400に対応しています。光があればこのメーターは勝手に作動しますのでとても便利です。このメーターでLV値を読み取り、レンズ鏡胴部にあるLV値の窓に読み取った数字が表示されるように、絞りとシャッタースピードを自由に組み合わせて撮影を行います。

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